2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧
NHKの連続テレビ小説「花子とアン」が終わり、日本最初のウィスキー作りにかける夫婦を描いた「マッサン」が始まった。だが一回目を見てすぐに非常に大きな違和感を感じた。 イギリス人であるマッサンの奥さん、エリーは、日本に来る前に日本語を習っていた…
2014年9月に韓国でDVDとして刊行された(される予定)韓国映画の、韓国の映画情報サイト、シネ21(一部ダウム映画)における評価を以下にまとめてみた。以下、発行日は Yesasiaサイト記載の発行日、分野はシネ21の区分によるもの、評価平均は評論家及び一般ネチ…
2007年に『色動画』でピンク映画製作現場を描いたコン・ジャグァン監督の作品。日本でいえばピンク四天王的存在か。 大学生ジング(チュ・イング)は、新入生ファヨン(ジナ)に出会って、口説いてみると簡単に落ちてしまった。ファヨンに惚れていた訳でもなく、…
家内には、ある機会で知り合いその後も定期的にお茶をするようになった数人の友人がいる。先日その友人仲間の一人から、家で料理教室をするから来てみないかと誘われて、行ってみたという。我が家のキッチンの二倍もあろうかという広いキッチンに、何人もの…
まず、映画の始まる前にある自殺した小学6年生の日記からの抜粋が提示される。 「死にたい時が多い。おとなのパパは2日間、20時間仕事して28時間休むのに、子どもの僕は27時間30分勉強して20時間30分休む。 なぜおとなより子どもが自由時間が少ないのか理解…
韓国のピンク映画界第一人者として知られるポン・マンデ監督による、フェイク・ドキュ・ドラマ。撮影進行中の映画に、急遽代行監督として呼ばれたポン・マンデ監督の孤軍奮闘ぶりと、エロ映画監督としての悲哀を描いた作品。登場人物は全て実名で登場する。 …
結局掃除機はネットの評判などを考慮して東芝のトルネオミニ VC-C3を買った。東芝のデュアルトルネードシステムという1段サイクロンにフィルター併用というしろもの。いわゆる疑似サイクロンである。サイクロンがよいとジャパネットに洗脳された家内にやはり…
家内がジャパネットたかたのCMを見て、東芝の掃除機トルネオが欲しいと言いだした。VC-J3000というモデルだという。不要な掃除機を下取りして3万円弱だというのだが... そもそもジャパネットたかたは莫大なTV CM宣伝費を投入している。そのコストたるや莫大…
キム・ギドクフィルムで製作された北朝鮮スパイ一家を描いた作品。監督はイ・ジュヒョンで長編劇映画デビュー作。脚本はキム・ギドク自身。基本的には、やはりキム・ギドクフィルムで製作された『豊山犬』の延長上にある作品で、映画の中でも『豊山犬』の場…
先の、『もう一つの約束』 映画評記事の中で紹介した、Pressianの記事に基づき、サムソン電子、半導体工場でのファン・ユミ氏労災事件の事実経過を簡単にまとめる。元記事は以下 「死んでいく娘にサムソンは白紙辞表を要求した -ファン・ユミそして6年(1)」P…
産経に下記の記事が... 「震災被災地「選出ゼロ」に不安の声 新復興相にはエールも」産経 2014.9.4 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140903/dst14090319550008-n1.htm 端的に言って、震災被災地から大臣を誰も出さないのは、安倍内閣の震災復興軽視の…
サムソン電子職業病問題を告発する目的でつくられた映画。かなり多くの注目を集めた作品で、この映画が注目されたということ自体が、セウォル号事件と併せて、韓国社会が大きな転換点を迎えているということの象徴と言える。監督・脚本は国内でも公開された…
男女関係における女性の業を描く映画。美術、内容面でキム・ギドク作品を彷彿させるサイコ・ラブミステリードラマ。監督はイ・ロイ。 27歳の女性ユンソ(キム・ヘナ)は、田舎を捨てソウルの大学を出たものの、3年間公務員試験に落ち続けていた。出来の良い姉…