yohnishi’s blog continued

webry blog から引っ越してきたブログです

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

韓国映画「食客」 -キム・ガンウ主演-

5年前(2003年)、マンガ貸本屋経営の経験のある韓国の知人と話していた時、話題が日本のマンガになったことがあった。彼が日本のマンガは面白いと言うので、どういう点が面白いのか尋ねると、韓国に全くない発想があるという。その例の筆頭に挙げたのが料理人…

亡命チベット人を描く映画「ドリーミング・ラサ」

現在中国・チベット情勢が緊迫している。とはいえチベットで何が行われてきたのか、日本人にとっては遙か遠くの国の事情に過ぎない。亡命チベット人を描いた映画と言えば、日本ですでに紹介されたものとして『ザ・カップ 夢のアンテナ』があった。監督はブー…

韓国語対応透明テキスト付きPDF作成可能なOCRソフト(まとめ)

現時点で日本国内で入手可能なハングルを認識できる、透明テキスト付きPDF作成可能なOCRソフトは次の3点のようだ。いずれも多言語の文字認識に対応している。 1. Adobe Acrobat8 (Adobe) Paper Capture機能で多か国語のOCR利用可能 希望小売価格 Pro版\5754…

台湾総統選に思うこと

台湾総統選の投票日が近づいている。ところでちょうど5年前の総統選の期間、観光旅行で1週間ほど台湾に滞在し台北~花蓮を回ったことがあった。その時とても驚いたのは、日本と異なりマスメディアの中立性が全く存在しないこと、そして与党(民進党)のマスメ…

韓国語対応透明テキスト付きPDF作成可能なOCRソフト(その2)

クロスランゲージの「読取ワールド」、とりあえず現物が来たので試してみた。韓国語の透明テキスト付きPDF確かに作成可能。またハングルの認識もまずまず良好。 改良してほしい点は、透明テキスト付きPDF作成の際に解像度の調節ができない点。普通、OCR認識…

韓国映画「息子」カン・ウソクPD+チャン・ジン監督のコラボレーション

2007年公開のこの映画、強盗殺人を犯した無期囚が一日だけ外出を許され、息子と母親に会いに行くという物語。この映画最初の2/3までは、時々くすくす笑いを誘うユーモアを含みながらも、まぁ「いいお話」のヒューマンドラマだな、で終わるかと思いきや、最後…

韓国語対応透明テキスト付きPDF作成可能なOCRソフト

紙の文書の保管は結構面倒。なので日本語の文書(新聞の切り抜きなど)はOCRソフトを通し透明テキスト付きPDF化を行って保存してる。単にOCRソフトを通すだけでは誤認識が発生するのでいちいち修正するのが面倒。透明テキスト付きPDFだと誤認識があっても元の…

グローバリゼーション時代を背景とした家族再生の映画「コンゴラマ」

失われた家族の絆を取り戻すコミックな家族再生のドラマ...なんていうといささかありきたりだが、その舞台がベルギー、カナダ、アメリカに渡り、家族の人種も様々、養子問題に環境テクノロジーと、いかにも現代のグローバリゼーション時代を象徴していくよう…

イム・グォンテク監督映画 日本語字幕付き韓国版DVD

最近韓国のテウォンエンタテインメント(最近Spectrum DVDを併合)より、泰興(テフン)映画(株)制作の1970-80年代の映画がKorean Film Retrospectiveと題されて、徐々に刊行されつつある。 実はこのシリーズ、画像はHDテレシネされ画質がかなり良い。最近制作さ…

韓国映画 密陽 (シークレット・サンシャイン)

ノ・ムヒョン政権下で文化観光部長(大臣)を務めた、イ・チャンドン監督の第4作目にして、復帰第1作(2007年製作)。日本では2007年の東京フィルメックスのクロージング作品として上映されたほか、今年(2008年)6月、SPOの配給により公開が予定されている。 子供…

ハングルビュアー2007

追記 ここで紹介したビュアーのダウンロードサイトに関する最新情報は、以下の記事にあります。 http://yohnishi.at.webry.info/201602/article_11.html ------------------------ ハン/グル2007 (旧アレアハングル)のファイル形式であるHwp形式ファイルを開…

イスラエルの隔離壁建設政策を問うドキュメンタリー映画「Wall」

現在イスラエルはパレスティナ西岸およびガザ周辺にて、莫大な国家予算を使い、隔離壁(アパルトヘイト・ウォール)の建設を着々と進行させている。ガザ地区では隔離壁の影響で巨大な刑務所 or 強制収容所と化しているといわれるが、我々日本人にはそれがいっ…

「ラスト・コーション」と「パープル・バタフライ」

アン・リー監督の話題作「ラスト・コーション」を見た。見て分かったのは、この映画、テーマ的に完全にロウ・イエ監督の「パープル・バタフライ」(2003)に重なるという点。 日本では仲村トオルとチャン・ツィイーの共演という事で多少話題になったが、内容の…

韓国映画監督を紹介する書籍 Korean Film Directorsシリーズ

韓国映画振興公社(KOFIC)より、昨年度から韓国の映画監督を紹介する英文書籍 Korean Film Directorsシリーズが刊行されている(発売元ソウルセレクション)。 因みに現在まで出されているのは、イム・グォンテク、キム・ギヨン(「下女」「陽山道」)、イ・チャ…

アジア・中華圏のDVD、書籍通信販売サイトは...

やはり定評あるのはこちら、YesAsiaでしょう。 http://global.yesasia.com/jp/ 日本語でアジア産品が購入できるという意味では便利だし、価格的にもかなりリーズナブル。本拠地は香港だが日本にも支社があり、日本からの日本語問い合わせに対するフリーダイ…