yohnishi’s blog continued

webry blog から引っ越してきたブログです

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

6月韓国盤DVD化、韓国映画評

本文 2013年6月に韓国でDVDとして刊行された(される予定の)韓国映画の、韓国の映画情報サイト、シネ21(一部ダウム映画)における評価を以下にまとめてみた。なお、前回落としていた5月末刊行の『アバンチュールはパリで』『合唱』を含む。以下、発行日は Yesa…

池上彰による日米関係異変兆候見逃しへの警告

6/28付け朝日新聞の連載、「池上彰の新聞ななめ読み」は、日本の新聞各社(もちろん朝日を含む)の報道に対する池上彰による容赦ない批評が掲載され、非常に楽しみに読んでいる。 ところで、本日付の「サミットの日米首脳会談見送り - 何のために同行したの?…

『Touch』 - ミン・ビョンフン監督第4作

韓国映画界では珍しい、モスクワ留学組で、タジキスタン、ウズベキスタンを舞台に映画を撮っていたミン・ビョンフン監督の作品。試練に晒された家族の再生へ向かう道を描く。 看護婦のイ・スウォン(キム・ジヨン)と元国家代表選手で射撃コーチ、パク・ドンシ…

住宅リフォームトラブル急増、だそうで

日本経済新聞6/24日付記事「住宅リフォームトラブルが急増 増税絡め契約急がす例も」 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG18018_U3A620C1CR0000/ (会員登録が求められます) 消費税増税前の駆け込みリフォームを促す問題リフォーム業者が増えているようだ…

孫崎享著 『不愉快な現実』をめぐって

孫崎享,2012,『不愉快な現実 -中国の大国化、米国の戦略転換』講談社現代新書。率直に言って、彼の主張は非常に慧眼であると思うし、私は本書での孫崎氏の主張の大半に同意する。 本書もまた、先日紹介した浅羽祐樹氏の『したたかな韓国』と同様、不都合な事…

トイレ便器を交換してみた

以前、「一体型トイレは良くない」http://yohnishi.at.webry.info/201210/article_10.html という記事を書いたが、この2Fのトイレ、シャワートイレ機能も故障の上、パッキンから継続してわずかな水漏れがある。水道局から水漏れを直せ、と何度も督促が来るし…

飛び込みの外壁リフォーム業者を家に入れてみたら

昨年晩秋、家にいた際に、セールスマンがやってきた。家の外壁のリフォーム業者だという。普通は扉も開けずに断るところだが、換気のため扉を開けっ放しにしていたので入ってきてしまったのだ。それが、なんだか若くて、セールストークもつっかえつっかえに…

日銀、事実上の「第三の矢」へのダメ出しか

今晩の各報道によると、日銀が長期金利上昇への追加対策を見送ったという。6月5日の東証の株価急落はアベノミクス第三の矢への失望売りとの報道1)、海外のジャーナリズムからも厳しい評価の中2)、やはりこれは日銀からの「第三の矢」へのダメ出しだろう。 日…

神奈川「青い芝の会」横田弘氏死去

知人が、昨日(厳密にはおととい)「青い芝の会」横田弘氏の葬儀に出てきたそうだ。亡くなったのは2013年6月3日、多臓器不全で享年80歳だったそうだ。 「青い芝の会」とは、障碍者運動に大きな一石を投じた団体。従来の障碍者のイメージや、福祉のイメージに対…

朝鮮半島南北対話再開を巡って

北朝鮮が6日南北当局間の対話を提案し、韓国政府は同日受け入れを表明したという1)。さすがに中国による経済封鎖が功を奏したようだ。 これでクリアになったことは、北朝鮮問題を巡る決定的なプレイヤーはやはり中国であり、中国の介在なき北朝鮮問題の解決…

不都合に耳を傾ける韓国と耳をふさぐ日本 - 浅羽祐樹『したたかな韓国』をめぐって

NHK出版新書から出された、浅羽祐樹著『したたかな韓国 -朴槿恵時代の戦略を探る』(2013)がなかなか面白かった。 まず、李明博政権時代からの朴槿恵の戦略が上手くまとまっている。朴槿恵が、与党内野党という位置づけ、戦略をとった理由を、彼女の次期大統…

『南営洞 1985』 - 2012年公開韓国民主化運動三部作の一つ

2012年に韓国で公開された民主化運動三部作ともいうべき映画群の一翼を担う一本。監督は『南部軍』『ホワイト・バッジ』『折れた矢』などのベテラン、チョン・ジヨン。軍事政権時代の拷問捜査の実態を描いた作品。原作は、韓国の国会議員、保健福祉部長官(日…

「日本は右傾化していない」って本当か?

6/1、アジア安保保障会議で、小野寺防衛大臣が「日本は右傾化していない」との釈明に追われた1)。電車の中で置き捨てスポーツ紙を見たら、なぜ橋下の盟友安部は橋下を擁護してやらないのか、などと書いてあったぐらいだから、こんな釈明誰が信じるのか、とい…

『泥棒たち』 - 国際市場を狙った韓国ウェルメイドの娯楽映画

『犯罪の再構成(ビッグ・スウィンドル)』『タッチャ - いかさま師』のチェ・ドンフン監督による2012年のヒット作。本作は今月中の国内公開が予定されている。 映画のあらすじはこちら(Movie Walker) http://movie.walkerplus.com/mv53141/ アジア国際市場を…