yohnishi’s blog continued

webry blog から引っ越してきたブログです

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

今朝のKBSニュース

朝、韓国KBSニュースを聞いていたら久しぶりに東日本震災&福島原発関連ニュースがトップではなく、慶南新空港建設の白紙化がトップニュースになっていた。その分原発の方は問題が(相対的に)少なかったということか... ま、韓国は日本のように一都道府県に一…

放射能汚染報道 週刊現代 vs. 週刊ポスト どちらを信じたら!?

週刊誌の最新号広告を見ると、 最近の放射能汚染報道に関して... 週刊現代 「放射能汚染」東京上陸 体内被曝は始まっている 「安全な被爆」なんてありえない 週刊ポスト 放射能報道の「不都合な真実」 両方とも現在のTV, 新聞の放射能汚染報道の批判のようだ…

癒し系ロードムービー 韓国映画 『牛と一緒に旅する方法』

『私たち生涯最高の瞬間』『飛べ、ペンギン』イム・スルレ監督の最新作。 ソンホ(キム・ヨンピル)はソウルの大学を出ながらも、おそらくは不本意ながらも、現在は江原道の田舎の実家に戻り父親(チョン・グックヮン)の農作業を手伝いながら詩を書いている。も…

3月韓国盤DVD化、韓国映画評価

2011年3月に韓国でDVDとして刊行された(される予定の)韓国映画の、韓国の映画情報サイト、シネ21(一部ダウム映画)における評価を以下にまとめてみた。以下、発行日は Yesasiaサイト記載の発行日、分野はシネ21の区分によるもの、評価平均は評論家及び一般ネ…

フリーソフトで縦横混在字幕付きDVDオーサリングの方法

DVD

フリーソフトを使った縦横混在字幕付きDVDオーサリングの方法についてまとめた文書を以下のURLにアップしているので、関心のある方はご参考に。 http://www5b.biglobe.ne.jp/~yohnishi/dvd_subtitle/DVD_subtitle_V_and_H.pdf

フランス盤アンゲロプロス作品集の画質など

国内盤(紀伊国屋書店)テオ・アンゲロプロス作品集DVDの一部を持っている。このDVD、もちろん、世界最初にアンゲロプロスの初期傑作をDVD化してくれたという意義は大きいのだが、画質があまり良くないのが難点である。例えば『旅芸人の記録』など、暗い場面で…

八百屋にて...

土曜に八百屋に行くと、いつも結構安い値段で出している店なのだが、流通がうまくいっていないのか、どの野菜も高い。ただ、その中でわずかに安い野菜が... 見ると茨城産の野菜類や福島産のイチゴ。ううーむ。 茨城や福島の人々を応援したい気持ちはあるのだ…

旧チェコで永久発禁処分となったチェコスロバキア映画『パーティーと客』

旧社会主義体制下のチェコスロバキアで永久上映禁止処分された映画は4本あったという。本作品はその一本。 郊外の森にピクニックにやってきた、男女の一群。天気がよく暖かいなか、食事後のまどろみを楽しんでいた。そこへ、結婚式なのか、何かのお祭りなの…

韓国盤DVD『黄海』刊行予定

韓国の電子掲示板の書き込みを見ると、ナ・ホンジン監督の『黄海』のDVDが4月に出るようだ。 ところで、このDVD(発売元はKD Mediaらしい)、ディレクターズカット版と劇場公開版が別売になるらしい。しかもディレクターズカットは130分と、劇場公開版の150分…

中国軍が日本へ災害派遣意向

昨晩、韓国KBSラジオのニュースを聞いていたら、日本の震災支援のため、中国軍が災害支援隊を派遣する意向を表明しているという。中国の四川大地震では、日本の自衛隊の災害支援隊を中国側が断っているため、日本の出方がどう出るか注目されている、とKBSは…

買いだめ行動

昨日は、スーパー、ドラッグストア等が大混雑。駐車場で大声で言い争っている人もいて、なんだか殺伐した雰囲気。 計画停電になるかもしれないということで、電池、水(停電に伴う断水に備えるということか)が売り切れになるのは仕方ないが、トイレットペーパ…

東日本大震災に思う

日本地震観測史上最大規模の今回の震災、なんだか、今までの日本のシステム自体を問い質しているような気がする。 福島第一原発の爆発事故も、今まで「安全だ、安全だ」としか言ってこなかった原発が、当たり前のことだが100%安全なんてことはあり得ないこと…

イム・グォンテク監督、101番目の作品公開

韓国で来る3/17に、イム・グォンテク監督の101番目の作品『月の光をすくい上げる(달빛 길어올리기)』が公開されるようだ。イム・グォンテク監督も『酔画仙』がカンヌ映画祭で受賞したものの、ここのところ韓国国内の興行成績は芳しくなく、本作品も2009年に…

『境界都市』『境界都市2』 - 民主化運動家の韓国帰国騒動を描いたドキュメンタリー映画

女性監督、ホン・ヒョンスクによる、民主化運動家で、ドイツ・ミュンスター大学、ソン・ドゥユル教授(社会哲学)の韓国帰国にまつわる事件を描いたドキュメンタリー映画。本作品はいわば、韓国社会の南北分断問題に関する自画像的な位置づけを持った作品だと…

Korean Writer7を使ってみて

昨年秋に高電社からKoren Writer7が発売された。実は、以前から小学館朝鮮語辞典のデジタル版がほしくて、オムロンソフトのkWnnを使用していたのだが、オムロンソフトが販売をやめてしまったので、どうしたものかと思っていたのだ(kWnnはXPまでにしか対応し…

台湾新進監督のショーケース『台北異想』

台湾の新進監督8名による全長95分のオムニバス映画。台北の朝6:00から翌朝6:00までの24時間を8本のショートフィルムでつないでいく。 『晨之美』は6:00-9:00までを、『午後3時の初恋』、『聴説』の鄭芬芬監督が描く。高い木の上に登ってしまって降りられなく…

前原外相の在日外国人献金問題に思う

前原外相が、在日韓国人から政治献金をもらっていたとして辞任した。 確かに違法は違法であり問題視されても仕方ないのだろうが... 献金してきた在日韓国人は、報道によれば焼き肉店経営の女主人で、貧しい家庭に生まれた前原外相が中2のころから支援してき…

韓国映画『携帯電話』 - オム・テウン主演でストレス社会を背景に起こった事件を描く

2009年韓国映画。ある芸能プロダクションの社長が、一台の携帯電話を無くしたことで、とんでもないことに巻き込まれる事件を描いた作品。 オ・スンミン(オム・テウン)は小さな芸能プロダクションの社長。唯一の看板タレントであるユン・ジア(イ・セナ)がよう…

ミロシュ・フォルマン監督のチェコ時代作品『恋するブロンド』

『カッコーの巣の上で』や『アマデウス』で知られるハリウッドの映画監督、ミロシュ・フォルマン(ミロシュ・フォアマン)。実は彼はチェコスロバキア出身で、プラハの春以後、アメリカにわたることになるのだが、その彼の貴重なチェコ時代の作品。 アンドゥラ…

甘酸っぱくほろ苦い初恋を描くマレーシア映画『初戀紅豆冰 (アイス・カチャンは恋の味)』

本作品は2010年、NHKアジアフィルムフェスティバルで国内紹介されたマレーシア(華人系)映画で、マレーシア出身、台湾で歌手として活躍している阿牛(アニュー)の初監督作品だとか。初恋のおかしみと切なさを、アイス・カチャン(シンガポール風かき氷)の味に…

癒し系フランス家族映画 『食料品屋の息子』

ドキュメンタリー映画監督として名を知られたエリック・ギラドの初の劇映画作品。父との不和で都会に出て行った息子が、父の病気のために田舎に戻り、父の代わりに働くうちに、家族関係を回復していくという家族ドラマ。 30歳になるアントワーヌ(Nicolas Caz…