yohnishi’s blog continued

webry blog から引っ越してきたブログです

2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「ゆく年くる年」 - 日本酒

「久保田」の醸造元、朝日酒造の限定酒「朝日山 ゆく年くる年」。近所に「久保田」の特約店があり、「久保田 千寿」より割安で上質、との触れ込みで初めて買ってから、わが家は毎年これを飲まないと年が越せない。 甘みと米のうまみが適度に混ざった、バラン…

12月韓国盤DVD化、韓国映画映画評

2012年12月以降に韓国でDVDとして刊行された(される予定の)韓国映画の、韓国の映画情報サイト、シネ21(一部ダウム映画)における評価を以下にまとめてみた。以下、発行日は Yesasiaサイト記載の発行日、分野はシネ21の区分によるもの、評価平均は評論家及び…

『建築学概論』 - 70年世代のノスタルジーを直撃 初恋を痛みと追憶を描いた2012年韓国大ヒット作

2012年韓国最大級のヒット作。監督は『不信地獄』のイ・ヨンジュ。 スンミン(オム・テウン)の勤める建築事務所に、ある日大学の同期であり、金持ちの医者と結婚した「音大(ウンデ)」ことソヨン(ハン・ガイン)が10数年ぶりに訪ねてくる。彼女の訪問に訝しがる…

フォークランド戦争をアルゼンチン側から描く 『Blessed by Fire』

1982年4月~6月に起こった南米のフォークランド諸島(アルゼンチン名:マルビナス諸島)の帰属を巡るフォークランド(マルビナス)戦争を、負けたアルゼンチン側から描いた初めての映画。また、戦争終結後フォークランド諸島で撮影された初めてのアルゼンチン映…

民主党大敗の教訓 - 「正常性バイアス」の罠

予想されていたこととは言え民主党が大敗した。メディア各社の事前予想では自民党280以上、自公で300以上と言っていたので、メディア予想よりさらに自公が上積みした計算だ。 しかし民主党所属の議員たちの大半が、野狸首相が民主党を泥舟に乗せてぶくぶくと…

『懐かしさの終着駅』 - ドイツ人の夫と帰国した三人の韓国人元看護婦夫妻の姿

2009年、韓国人監督によってドイツで製作されたドキュメンタリー。1960-70年代にドイツに看護婦として渡った韓国人女性のうち、故郷に戻ってきた人々を定着させることを目的に2000年に作られたドイツ村(慶尚南道南海(ナメ)郡三東(サムドン)面勿巾(ムルゴン)…

小沢昭一氏を悼む

昭和の名優、小沢昭一氏が亡くなった。12月10日午前1時20分、前立腺がんのため都内の病院で83歳で亡くなったという(1929年4月6日東京生まれ)。決して美男子ではないが、軽妙でコミカルな脇役として1950-60年代の日本映画を支えてきた。それと共に、彼が居な…

自民党政策の悪さに唖然 - 狂乱インフレを招いたアルゼンチン軍事政権に酷似

衆院選告示前、あるアンケートサイトから衆院選に関するアンケートの依頼メールが届いた。記録していたのではないので、詳細は記憶していないが大体こんな内容のアンケートだった。 以下の政策はある政党が打ち出した政策です。この中であなたが支持できる政…

橋本 - 維新の会 脱「脱原発」完了

橋下徹や大阪維新の会と行動を共にしてきた維新の会の脱原発政策の顧問格だった飯田哲也氏がいつの間にか「日本未来の党」から出馬することに... ありゃ、ま。 これで「維新の会」の脱「脱原発」は完了ね。 すでに4月に書いたブログで「維新の会」の脱原発政…

『California Dreamin'』 - ルーマニアのアメリカへの複雑な感情を喜劇で描く

2007年のルーマニア映画。非常に残念なことに本作を監督したクリスチャン・ネメスク監督の遺作になってしまった。ルーマニアの人々のアメリカへの複雑な感情を喜劇で包んだ作品。日本の戦後の記憶がある人々にとっては共感できる部分も多々あるだろう作品。 …