yohnishi’s blog continued

webry blog から引っ越してきたブログです

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

11月韓国盤DVD化、韓国映画映画評

2012年11月以降に韓国でDVDとして刊行された(される予定の)韓国映画の、韓国の映画情報サイト、シネ21(一部ダウム映画)における評価を以下にまとめてみた。以下、発行日は Yesasiaサイト記載の発行日、分野はシネ21の区分によるもの、評価平均は評論家及び一…

ソニー BDP-S370の隠れた実力に驚く

先日韓国ドラマ『根深い木』を韓国で録画したものをもらって見ている記事を書いた。このドラマ、Mpeg4の720pで録画されているのだが(DVD-Rに収録)、今までリビングにあるパイオニアDV 220V+三菱の720p対応32インチTVで見ていた。ところがふと思い立って別室…

台湾盤BLU-RAY画質

Blu-rayフォーラムに台湾盤の画質に関するコメントが載っている。 http://forum.blu-ray.com/showthread.php?t=125989&page=2 30枚ほどの台湾盤Blu-rayを買ってみての傾向だそうである。 1. BitWel/Sheng Chi (位佳多媒體股份有限公司)から出ているBlu-rayの…

『悲しみのミルク』

ペルーのノーベル文学賞を受賞したマリオ・バルガス・リョサの姪である、クラウディア・リョサ監督の長編第2作。本作はベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞している。 あらすじはこちら(Goo映画) http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD18067/index.h…

あーあぁ「半径3mの男」が衆院解散しちゃったよ

嘘つきと言われたくない、だかなんだか知らないけど、野田首相が衆院解散しちゃったよ。「自民党をぶっ壊す」、ならぬ「民主党をぶっ壊す」だね。それでも自民党はしぶとく残っているけど、民主党は文字通り木っ端みじんになりそうだ。 実質的に政策的な選択…

『Mail Order Wife』- アイディア秀逸! ブラックな笑いに満ちたアメリカン・インディー

2005年サンタ・バーバラ映画祭で、最優秀インディー映画賞を受賞した作品。監督はハック・ボッコとアンドリュー・ガーランドの共同。DVDのカバーには「真実は小説より奇なり」とある。 ドキュメンタリー映画作家のアンドリュー(Andrew Gurland本人)は、白人男…

『パーフェクトゲーム』 - 釜山 vs. 光州 伝説の野球試合を描く韓国映画

1987年5月、実在の伝説的野球試合(ジャイアンツ vs. タイガース)をモチーフにした作品。 不安と葛藤の1980年代、韓国ではプロ野球が単純なスポーツという存在を超え、全国民の心をわしづかみしていた。 1981年、ワールドカップ(映画内では「世界大陸対抗戦」…

オバマ当選を巡って

先日のブログ記事にオバマ当選、いいのやらと書いたところ、9日付の朝日新聞に解説記事(「耕論 オバマ当選後の米国」)が出ており、その中で東大教授の久保文明氏が、なんだかんだ言ってもアメリカ経済は緩やかながら景気回復フェーズにあり、ここで当選した…

『ある娼館の記憶』 - 滅び行く19世紀文化としての娼館を描く

2011年の東京国際映画祭で上映されたフランス映画。19世紀の終わりを、ある娼館の終焉と共に描く。 19世紀のパリでは多くの売春は"Maison Close(娼館)"で行われていた。それは一種の社交の場であり、時に貴族や芸術家たちがそこに出入りしては、家に帰って創…

オバマ当選、いいのやら悪いのやら

アメリカ大統領選でバラク・オバマ大統領が再選された。 個人的には、新自由主義政策を掲げるであろう共和党の政策より、民主党の福祉国家路線の方が、アメリカの国民にとってはよりましな選択であると考えており、おそらくアメリカ国民は比較的賢明な選択を…

『白磁の人』 韓国盤DVD刊行

日本盤DVDより韓国で一足早く『白磁の人』韓国盤DVDが刊行された。地域コードはパッケージに3と記してあったが、調べてみたら実際はALL。また字幕はやはり韓国語・英語字幕とパッケージにあるが、実際は韓国語のみ。夏に関係者に話を聞いたところでは、これ…

『コンフィデンス/信頼』- イシュトヴァン・サボー監督によるハンガリー映画の傑作

ハンガリーを代表するイシュトヴァン・サボー監督による1979年作品。1980年ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞しているほか、アカデミー賞外国語映画賞ハンガリー候補作に選出。 あらすじはこちら(Goo映画) http://movie.goo.ne.jp/movies/p11480/index.html …

尖閣問題の問題整理(2)

●論点 ・尖閣問題、「寝た子を起こす」べきだったのか、そうではなかったのか 1) 「寝た子を起こす」べきだったという側の主張 今まで尖閣問題に決着をつけなかったことが問題。今からでも問題を先送りせずなるべく早いうちに提起して早期決着を目指すべき。…