yohnishi’s blog continued

webry blog から引っ越してきたブログです

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

酒井啓子氏の慧眼に全面的に賛成

中東研究者の酒井啓子氏が2014.3.27付の朝日新聞オピニオン面の「明日を探る」というコラム欄で「日本不信、誤解で済まない」というコラムを載せている。 その中で日中戦争は起らないだろうという楽観論を諫めて、過去深刻な国際軍事衝突の多くは偶発的な衝…

3月韓国盤DVD化、韓国映画評

本文 2014年3月に韓国でDVDとして刊行された韓国映画の、韓国の映画情報サイト、シネ21(一部ダウム映画)における評価を以下にまとめてみた。以下、発行日は Yesasiaサイト記載の発行日、分野はシネ21の区分によるもの、評価平均は評論家及び一般ネチズン評価…

日本の集団的自衛権行使可能化と「戦後レジームの脱却」は両立しない

2014年3月14日午前の参院予算委員会で、安倍首相が河野談話の継承の表明に追い込まれた1)。これに対し、安倍首相は「戦後レジームの脱却」を目標していたはずなのに、なぜだ、という声がネット上に出ている。あるいは「戦後レジームの脱却」のための「高等戦…

リニアにはグリーン車はいらない

最近、私用で関西方面に出かけるとき、新幹線のこだま号を時々使っている。旅行会社の新幹線+ホテルパックを使ったり、JR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」を使うと、交通費が少し浮くのだ。 確かに所要時間は東京-新大阪間で4時間以上掛かってしまう。し…

佐村河内問題の「罪」と「不愉快さ」

本年(2014年)2月6日、『週刊文春』に「全聾の作曲家佐村河内守はペテン師だった!」という記事が掲載されると共に、同日作曲家の新垣隆氏が記者会見を行って、佐村河内名義曲をゴーストライダーとして作曲した旨告白した。 これについて社会から「騙された」…

『サイビ(似而非)』 - エセ宗教を扱った社会告発型韓国アニメ

『豚の王』で注目を浴びたヨン・サンホ監督の長編アニメ第2作。韓国の田舎を食い物にしようとするエセ宗教を扱った作品。 ダムの水没を目前に控えた、韓国のとある山村。村人たちは多額の水没補償金をもらい、移転を控えていた。そんな中に一人の暴れ者が帰…

フィナンシャルタイムズ、安倍政権がらみ翻訳記事

「安倍氏の「ウーマノミクス」実現に革命的変革を 」2014.2.13 http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1301U_T10C14A2FF1000/ 「[FT]国家主義的傾向強める安倍首相(社説)」2014.2.10 http://www.nikkei.com/article/DGXNASGV10001_Q4A210C1000000/ 「日中…

震災はやはり終わっていない...

今日は東日本大震災三周年。数日前からTVで回顧番組が頻繁に流れてくるし、新聞でも特集記事が目につく。月並みだが、改めて震災は終わっていないという気がする。 こんな中、東京オリンピック招致に日本が浮かれていたのは、このような厳しい現実から目をそ…

経済同友会代表幹事がNHK籾井会長を批判 - 泡沫新聞記事ログ

2014.3.5日朝日新聞(東京本社13版)の報道によると(「『日付のない辞表適切でない』経済界、NHK会長を批判」)、経済同友会代表幹事長谷川閑史氏(武田薬品工業)が4日、NHK理事に日付空白の辞表を出させたNHK籾井勝人会長について、コーポレートガバナンス(企業…

『弁護人』 - 「トガニ」に続く、韓国社会派エンタテインメント映画

盧武鉉元大統領をモデルにして作られた映画。昨年末に公開された後、圧倒的な観客動員を誇っており、ネティズン評かもDaumで9.6と極めて高い。監督はWeb連載漫画作者でもある、カン・ウソクならぬヤン・ウソクである。本作品は当初Web連載漫画としてシナリオ…

朝日町殺人事件 容疑者

各社の報道によると三重県朝日町の殺人事件の容疑者が捕まったという。ただ、全く普通の高校生が6000円のため殺人まで起こしたというのはちょっと信じがたい。 任意同行後、犯行をずっと否認し続け12時間経過してようやく自白したともいうが、精神的に追い込…